できれば


クラスの子とは、誰にも会いたくなかったんですけど、
それはムリでした。
ロッカーの整理をして学校を出ようとして遭遇。
忘れ物に気づいて戻ったら、次々に遭遇。
更衣室でボーっとしてても遭遇。


そして、頃合を見計らって教務室へ。
やめようと思ったけど、とりあえず休学して
続けるか退学するか考えたいと言ったら、
その辺迷いがあるのに
すんなり休学を認めることはできないと副学校長様。
よく考えて9月末に結論を出せとのこと。
それまでは欠席扱い。
あーあ、1日も休んだことなかったのになー、なんて。


きりたんは、休学には賛成だけど、
退学にはあんまりな反応。
看護師になりたいのよね?
でも諦めるっていうならその程度ってことなのよ
ホントになりたかったらガンバれるはず
たしかにそうなんですけど。
自分の思いはムシした
けじめとしての退学のつもりでも、
看護師になりたいっていう思いが
その程度だって言われれば、それは反論できないです。
もうどうとでも思ってくれと、
やけくそになってみようか・・・


でも、副学校長様の切ない対応を受けて、
担当の先生がきりたんで本当に良かったと思います。
シビアな意見もほしいけど、
なにより優しさは欠かせません。
きりたんは、厳しいことを言っていても優しいから、
安心して話ができます。


それにしても、
なんか休学するって言ったとたん、
みんな優しくなった気がするのは
私の被害妄想ですか?


最後に加藤先生にあいさつをと思ったんですけど、
なんて言ったらいいか分かんなくて、
もう、なんかよく分かんないけど泣いてました。
1番厳しいことを言うから、
ビビッて近づきにくいこともあったけど、
入学したときからずっと面倒みてもらってきて、

みたいな存在ですよね。
宇宙?・・・そんなことはないか。
でも特別な存在です。


というわけで1ヶ月で決めなきゃいけなくなったわけですが、
決められるかなぁ・・・