メモリアル   プライベート編


先生には内緒。
あんまりまじめじゃない楽しさだってありました。
それを、ほんのちょこっとだけ語らせてください。




1番は、笠川先生に出会ったこと。
その存在に支えられてきた。
山田先生、野地先生の若手イケメン先生は
観賞用として実習のつらい部分の緩和剤。
マイペースな加山先生、かわいい安田先生、
おもしろい森沢先生、学生好きな森田先生、
不思議な加川先生、謎の燕先生、
サイバー系の山本先生、コンパクトな西先生、
笠川先生似の宮城先生、カッコいい南先生、
おっとり優しい矢野先生、
またまた観賞用の三谷先生、根室先生、
沢山相談に乗ってもらった金子先生、


スキー合宿のときののびたくん、
災害訓練のときの鎗田さん、倉持さん、川本さん、


下心はあったりなかったり。
男女問わず、彼達彼女達を眺めることを楽しみに、
同じ世界で働きたいという思いを支えに、
つらいときもがんばれた。


固定されたものだけど、人の臓器を実際に触った。
病理室から学校まで運んで、臓器の重さを実感した。
輪切りにされた脳、心臓、肺、肝臓・・・
パズル感覚で組み立てて遊んだりもした。
機会があれば、病理解剖も見せてもらえたけど、
さすがにその機会はなかった。
いいことなんだろうけど、ちょっと心残り。
オペでは生きた臓器も見ることができた。
当たり前だけど、固定された臓器とは何もかもが違う。
外科系の授業では、手術の映像、
救外に搬送された人の写真も見せてもらった。
こういうのはみんな、
「気分が悪くなった人は遠慮なく・・・」と心配される部類のものだけど、
そんなこと1度もなく、
いつも興味関心いっぱいに見て触っていた。


疾患の原因、経過、症状発生のメカニズムetc・・・
納得いくまで調べることで、好奇心が満たされた。
複雑になればなる程、快感。


これらもみんな、看護学校に入らなかったら味わえなかったこと。
声を大にしては言えないけど、こういうことも
この世界の魅力だと思う。



ちなみに、
友達に「看護師になったら医者とつきあえるかもね」
なんて言われることがありますが、
あの多忙っぷりを見てると
つきあいたいとは思えないです。
だいたい朝は私と同じ時間に来てる先生、
夜8時半過ぎでもまだ自転車が残ってる。
朝実習に行くともう着替えて働いてる先生、
夜9時にオーダリングしてる、しょっちゅう。
聞くところによると、病院に泊まることも多いらしい。
「ここ(病院)が家みたいなもんだから」って・・・
なんかそんな人とつきあっても
全然かまってもらえなさそう・・・
ちなみにある先生は、
「合コン行くにしても浮気するにしても、
当直だとか残業だとかいくらでも嘘つけるから、
もし自分に娘がいたとして、
医者とは絶対つきあわせたくない」らしい。


そんな裏世界をのぞくのも、結構楽しかった。


つらいことの方がたくさん思い出せるけど、
それでもやっぱり楽しんでた、学生生活。