お久しぶり日記


あまりにいろいろありすぎて、
そのまんま迎えた登校日。


今日はいよいよ、進退を決める日であります。


まだ誰にも言ってない、私の出した答え。
でも、本当にそれでいいのかとっても迷っています。
そんな迷いを振り切るかのように、
ただ黙々と歩きました。
親は・・・きっとついてきてるでしょう。
ほぼ2日ぶりのお食事のためと思われる
吐気と腹痛をこらえながら、ただひたすら歩きます。
だって、遅刻しそうなんだもん。
速く歩いたところで、
電車だからどうしようもないんですけど。


学校最寄り駅に着くと、ここからが勝負。
ここからは歩く速度で到着時間が変わります。
さらにペースアップして黙黙黙黙歩きます。


学校到着。


みんなは実習時間中だから
誰にも会わないかと思ってたんですけど、
入るなり遭遇。
やっぱりね。
てか、その後も次々遭遇。
もうどうでもよくなって、適当に笑顔を返すことに。
先生に挨拶して、いざ校長室。
っていっても校長先生は出てきませんが。
きりたんがいなかったからか、おのぴーにお話。




私が出した答えは


退学します。



言っちゃった・・・
この言葉を言う直前まで、迷っていました。
もうひとりの自分が言うんです、
今ならまだ間に合うよ、って。


でも。
先が見えないのに「続ける」と言うことはできません。


なんとかなるんじゃない?
半年も経てば。
できないとかじゃなくてさ、やればいいんだから。
今までだってそうしてきたんだから。


そんな思いがあることは否定できません。
確かにそんな気はしないではないですが、
それは今の私が浮上中だから。
実習に臨めばまた急降下する可能性は高いわけで。
それでまたダメってなったら、
いろんな人に迷惑かけて、自分の恥さらして、
それってなんかすごいマヌケで滑稽な気がします。
それは決して、私が望む生き方ではないから。


もうひとりの自分が言います、
とりあえず籍だけ置いておいてもいいんじゃないか。
3月あたりになってから改めて考えてもいいんじゃないか。


でもそれはなんかずるい気がして。
カッコつける必要なんてないんですけど、
でも今の私には、できない。


おのぴーもそんなようなことを言っていて、
もうひとりの自分が活気づき、
今ならまだ取り消せる、退学じゃなくて休学に、
と言ってきます。


でもそこは頑固な性格。
迷ってようがなんだろうが、
1度こうと決めたことはそう簡単には撤回しません。
すごく、意地になっている気もします。
でも、これが私。



続けるって言うのが怖かったっていうのもあります。
副学校長が言った“ムダ金”
確かに、4月から復学する確固たる意思がなければ、
休学にして学費を払うのはムダです。
ムダだけど・・・
それに、被害妄想。
みんなが、「お前にはムリだ」って
思っているような気がしてならない。
だから、先生と顔を合わせるのがすごく怖い。


続けたい。
その気持ちに変わりはない。
今も、看護しかやりたいことはないし、
私は看護師になりたいと思っています。
でも、なんにでも向き不向きはあって、
ときには潔く身を引かなきゃいけないこともあるかなって。
そう言うと、カッコよくしちゃってる気がしますが・・・


今つらいのも、これから苦しむことがあっても、
それは全部、身の程知らずに看護師を目指してしまった私への罰。



どうしてもいっておきたいことは。
今はいろいろ苦しいけど、
勉強しているとき、実習しているときは、
悩んだりはしたけど、決してつらくはなかった。


そして。
この2年半は、
実際は1年かかるとしても、実質的にはあと6ヶ月、
6ヶ月で好きなことを仕事にしていけるのに、
もったいないなぁとは思うけど、
でも、ムダだったとは思いません。
それは心から、そう思えます。
ひとつに、人間的にすごく成長したと思うから。
まだまだ足りないけど、
それでも私のコミュニケーション力はかなりアップしたんです。
私は、クラスの誰よりも前進したんじゃないかと思っています。
ただ、初めに立ってた位置があまりにもみんなから遠かったから、
今も追いつけないんだけど。
看護学校に入っていなかったら私は今も、
店員さんがレジにいなければ買い物を諦め、
誰かとすれ違っても挨拶もできない子だったと思うから。
ふたつに、自分の興味を満たすことができたから。
人の体のこと、病気のこと、
色んなものを見て、触って、学んで。
生活していくのに十分役立つこともたくさんある。
ちょっとした症状から、考えられる疾患を並べられる。
医学系の番組が、説明がまどろっこしいと思うほどよく分かる。
妄想にも、専門的なことがあふれてる。これは余談。



だから、この2年半はムダじゃなかった。
それだけは、迷いも何もなく、
正直な気持ちとして言える。