登校日
完全に昨日を金曜日だと思っていた私
更衣室の鍵を持って帰って来てしまった
いつも最後に帰って最初に来ていたから
その癖でつい
でも今日は金曜日
私は病院には行かないけど
もうひとつの学校の子は来る
まずいじゃん
ということで
学校行く前に病院に寄ることにしました
まさかの６時出動
テストのときによく乗った電車だけれど
あのときよりも混んでいる
暖かくなってきたからかな
そして
昨日一昨日と歩いて
せっかくバス代を浮かせたのに
それを無駄にしたくなかったので
駅からは歩いていきました
坂道つらい
病院に着いて
さすがにこんなに早いと人も全然いなかったのですが
階段を上がってドアの前に立って耳を済ませてみると
足音がする
いなくなるのを待ってみても
消えない
つか足音こっち来るじゃん
彼の人がこの扉を開けたとき
そこに私が突っ立っていたら
びっくりだよね
仕方なくドアを開けたら
向こうも同じタイミングで開けたらしく
お互いちょっとびっくり
出て来たのは当直の先生
なんで当直って分かったかというと
時々すれ違うので顔は知っている先生で
昨日の６時頃ご飯食べてるの見かけて
今日泊まりなのかなって思ったからで
そんなとこばっかりチェック入っている私
なにしてんだか
私のことを患者さんだと思ったのかな
思わず謝られ思わず挨拶した私
間違えた
悪いのは私なのに
でも技師さんじゃなくて良かった
技師さんの当直は例の先輩だったこともあって
不安がいっぱいなのです
そそくさと更衣室に身を隠し
鍵を置いて
書きやすいルーズリーフをカバンにつめて退散
滞在時間30秒
外に出たら先程すれ違った先生の後ろ姿が見えました
朝ご飯を買いに行ったらしい
そしてまた歩いて駅に戻り学校へ
歩きすぎて脛が痛い
いたの30秒なのに
歩いたの40分って
なかなかやるよね
ちょっと余裕を持ちすぎて
１時間半も早く学校に着いてしまいました
当然いくら経っても誰も来ない
若干不安になりながら
最近何気に忙しくて溜まっていたノートをお片づけ
片づかなかったけれど
Ａちゃんが来たとたん愚痴を聞かされて
一緒に行っている子の話で
声を潜めてるから良く聞こえなくて
作業を中断して耳をすませるしかなかったし
個人面談の待ち時間は待ち時間かと思ったら
今年の国家試験問題を解いてみることになったり
しかし国試は全然分からなかった
答以前に問題文に出てる言葉が分からない
聞いたことがなかったり
覚えてなかったり
ただひたすらに５コの数字を選ぶみたいな
ロトシックスか？みたいなね
途中で飽きてしまった
結果は100点で48点
不合格
最低でも６割はとらないといけないのです
ちゃんと勉強しなきゃ
合格点を取れないようにできてるんですね
まぁ最初にしては良い方なのかな
楽観的
勘が当たっただけだから実力じゃないし
ちょっとは国試の問題解く時間をつくりたい
その日の実習のまとめさえままならないけれども
お昼はみんなでハンバーグを食べに行って
午後はいつも通りの学科長リサイタルでしたが
１時間で終わって
３時間待って飲みに行きました
もうその３時間で大低のことは話し尽くせますね
しかも最近寡黙＝so cool☆と思っているから
喋りたくても我慢我慢
みたいな
フラストレーション
入ったお店はお酒がとても濃くて
１杯目からキターな感じで
３杯しか飲めなかったです
それも３杯目は半分くらい残してしまったし
もったいない
他の面々もそうだったみたいで
２杯目に頼んだのはお冷やだったり
どうした
なんだかんだで疲れてるのかな
けっこう寝ているんだけれど
そこで発覚したこと
先月の飲み会の帰り道
一緒に帰っためめたんにも話を聞いたら
電車の中で同じ話を３回したらしいです
粗相はしていないみたいで良かった
そしてＡちゃんが実習先で
朝の愚痴からも分かるように
同じ学校の相方より
別の学校の人との方が仲が良いらしく
なんでも喋ってしまうみたいなんですね
仮にその人達の学校をＢ校として話を進めますと
Ｍちゃんが先月の登校日に話していた
Ｂ校の実習生の話が
Ａちゃんの病院にいるＢ校の実習生から
Ｍちゃんの病院にいるＢ校の実習生に伝わっていたみたいで
しかもだいぶ違う話に変わっていたらしく
Ａちゃんの前ではＢ校の子の話は
しない方がいいよとアドバイスを受けたのですが
そういうときは
時既に遅しというのがよくある話で
今日
実習先にいる別の学校の人が
どんな人かという話になったときに
Ｂ校の子でちょっと自己主張が強い子がいる
みたいなことを言ってしまったんですね
聞いたことを逐一報告しているわけではないと思うのですが
Ｍちゃんの件のように
何せ彼女独自のフィルターが
とんでもないもんだから
勘違いしてたり
大きくなってたり
それが分かっている私は
何を聞いても鵜呑みにはしないけれど
２ヶ月の付き合いじゃそこまで分からないだろうし
何を言われるんだか
どう言われるんだか
不安です
しかも我が強いと言ってしまったその彼女には
同級生の彼氏がいるんですよね
んで
ＡちゃんのところにいるＢ校の実習生は男の子
Ａちゃんの実習病院は
その彼女の彼氏が住んでいるらしいところから
電車１本で行けるから
もしやもしやの可能性は高いのです
こんな不安ができるのも
彼女が自分の話をするのが大すきで
いっつも自分と彼氏の話をしているからで
だからちょっとね
“自分”ばっかりだなって思ってさ
それにたまたま昨日
朝から具合が悪いのにわざわざやって来て
散々具合悪いって言いまくって帰って行ったから
実習を休みたくない一心だったんだろうけれど
具合が悪いのを隠して頑張ることを
美徳とする私にはね
かなりつらそうで心配は心配だったんですけど
どうも具合が悪いことをアピールしているようにも見えて
そんな感じでタイムリーなこともあって
つい
言っちゃったんだけど
別に悪意はないのよ
被害があるわけじゃないし
きらいなわけでもないし
ここで言い訳してもなんにもならない
Ａちゃんが私の実習先を全然知らなければ
たとえ喋ってしまったとしても
誰のことだか分からないと思うのですが
もし実習先まで話してしまったら
お前のことじゃね？って
彼女本人に伝わってしまうこと必至
不安だ
そして時間になるまで教室でのんびり過ごしていたとき
カナコから電話がかかってきて話をしたのですが
Ａちゃんが聞き耳を立てていたみたいで
今の電話カナコから？
話してる内容でそうかなって思ったんだ
ってなんだか得意げで
それはそれでほほえましかったんですが
クラスの子の名前とか出してるんだから
分かっても別に不思議はないよね
充電中だったのでそのまま話していたのですが
教室を出れば良かった
余計なこと言ってないよね
帰りに電車で話した後も思ったのですが
最近何かをしながら周りの状況をみて
言動をコントロールすることができない
いかんなぁ
お家に帰ってもまだ８時半
健全だ
明日は報知器が来るから
早く起きて残りの片づけをしなくては
