無事到着


そして1時間遅れで実習スタート。
今日から受け持ちの方はいないので、
何をするか一から考えなければならないのですが、
なんにも思いつかない。
とりあえず午前中は看護師さんについて
褥室をまわって排乳なんかをみせてもらっていました。
午後は受け持ちさんの土日の記録を写し、
胎盤の計測をやってみたいと朝言っておいたので、
これから分娩という方に付き添わせていただくことになりました。


分娩室に行くと、すでにまっちゃんがいて、
一緒にカルテを見ることにしました。
産婦さんは未成年から40歳近い方まで幅広く、
140㎝台とミニモニサイズの方から
170㎝台とチェジウサイズの方もいるし、
夫さんもフリーターやらバーテンダーやら色々で、
カルテはいくら見ても飽きないです。


そして、研修医先生も発見。
どーも姿見ないなーと思ってたら、
ここにいたんですか。
控え室はウチらが占拠してるから
分娩室に避難場所を変えたんですかね。
しかもまた寝てるし
まっちゃんの視線が怖かったです。


分娩台に乗った産婦さんは、
ただひたすら痛みに耐えておりました。
そんな産婦さんに声をかける研修医先生。
おっ、なかなかやるじゃないですか♪
そして扇ぎ係の私。
思い返せば私、いつも扇いでる。
なんだかなぁ。


この方はまだ時間がかかりそうで、
指導ナースと相談の上、
すぐ生まれそうな方に付き添わせていただくことに。
そういうのはあまりスキじゃないんですが。
あれ?さっきのは何?って感じがすると思うので。


出産後、感動するパパと一緒に
赤ちゃんの計測を観察し、
母児対面の後に
私たちは胎盤と対面。
まっちゃんは胎盤を見たことがないらしく、
すっごく積極的だったので、
とりあえず私が案内役になって、計測開始。


私「胎盤の横経と縦経を金尺ではか―――」
まっちゃん「いいよいいよ面倒くさいし」
私「・・・さようですか。じゃあ臍帯の長さ―――」
まっちゃん「いいよ別に」


終始そんな感じで、
気付けば私は手袋もキレイなまま。
胎盤計測を一通りやってみたかったのに、
触ることさえ出来なかったなんて。





あれれ?


帰りの電車の中でようやく
何かがおかしいような気がした私。
遠慮とか譲り合いとか、実習では無用なんだろうか。
とにかく、貴重な機会を逃してしまって
残念です。
でも、1週目に何回も見てたのと事前学習のおかげで、
パパさんには色々説明できたんでよかったかな?
前向きにいこう♬