金曜日の出来事 その2


妹さまが帰ってきた金曜日。
私は学校に行きました。
この日のメインイベントです。


タイミングよく事務の方に出くわし、
おのぴーを呼んでもらうことに成功。
職員室にはあんまり入りたくないもんで。
みんな優しくなっちゃって、
ありがたいけど、ちょっと複雑だったりもします。





そして、退学届けを提出しましたサ。
でも、「事由が足りない」って返されてしまいました。
どこまでもシビアな副学校長様。
せっかく

進路変更
と一言でサラッと決めてやろうと思ったのに。
書くのに時間が要るだろうから
飲み物を用意してくれるということで、
緑茶をリクエスト。
本当においしいんだ、この学校のお茶は。


さて。
退学届けの方はといいますと、
「これじゃ校長先生が納得できないだろうって」とおのぴー。



マジ?!
院長さまが読むんかい。
って考えてみれば別におかしなことじゃないけどさ、
そんなん形式上“校長の許可”っていうだけで
実際は副学校長様が全部処理するんかと思ってたのに。


根岸お気に入りの院長さまが読むんなら、
ちょっと、
賢い子だなぁ
って思わせるような文章書きたいじゃん。



  う〜ん・・・


    (’’;)


  

  「( ̄へ ̄)






        (*  ̄⊇ ̄)








   (´・ω・`)










             ( ̄. ̄;)







で。
さんざん迷った挙句、
全然賢くない文章が完成いたしました。
幼稚すぎるので内容は書きません。
こんなに引っ張っておいてなんですが・・・


しかも。
テーブルクロスが刺繍のせいでデコボコしてるし、
その上に硬筆用の下敷きみたいなカバーがかけてあって
ペン先が食い込む食い込む・・・
テーブルとソファの高さも合ってないから、
ものすんごい前かがみになっちゃって、
途中からソファを降りて床に膝ついて書きましたよ。
そんなだったから、
字はなんかゆがんでるし、まがっちゃってるし、
もともとが丸字で幼く見えるし、



もう、字も内容も全部賢くない





こんなとこで見栄はったってしょうがないんですが。
ただなんとなく、
「はいバイバイ」ってさよならするのって悔しくて。
辞められるのは損失みたいに思われてるところを
私が「はいバイバイ」ってできたら、カッコいいでしょ?
そんなんあるわけないんだけど。


今度はOKをもらえ、ついに私もドロップアウト―――――





クラスのみんなには挨拶しなくてもいいけど、
先生達の前ではしなきゃいけないみたいで。
「今日する?」ってきかれて
思わず「今度で」って答えちゃったけど、


ほんとバカ


せっかくこの日は先生少なかったのに。
今度のときは絶対いっぱいいるんだよ、
いっつもそうなんだもん。
後回しにしないほうがいいって、
ちゃんと身にしみてるはずなのに、
どうしてこう同じ過ちを繰り返すかね。
だからがっ(強制終了



もういいさ。
なるようにしかならないし。




続きはまた今度。