夜の公園で


ひとり鈴虫の音を聴く・・・



めっさナルちゃんやん、自分


なんてなぜか大阪弁になってみたり・・・




それは昨日の出来事。


買い物をするため、午後になってようやく出動。
本当は午前中に行っちゃうはずだったんですが・・・
すっかり出不精ですな。
で、帰宅したのは午後7時頃。
家に帰れば母親から
「学校行って来たの?」的質問攻めにされること間違いなし。
妹さまが帰って来て、
その手の話はしづらい状況になってから帰ろうと計画立案。
でももしまだ親が帰ってなかったら
アホみたいじゃん、と思ってひらめきキラリ☆
久しぶりにベランダ側から我が家を見上げました。


ばっちり電気がついてるよ。
しかもなんか人影がユラユラしてるから、
思わず隠れてしまったりして。
ものすごい怪しい人になってますた・・・


意外だったのは、
電気のついている家がそんなに多くなかったこと。
たしか、小さい子のいる家が多かった気がするんだけどなぁ。
あるいは、小さい子のいる家ってのは、
7時ともなると夕飯も終わって
リビングの電気も消しちゃうんですかね?


で。
私は近所の公園に向かったわけです。



ところがっ!!


公園には先客が。
おそらくは、高校生のカップルでございましょう。
あぶない・・・
暗かったから、
自転車がなかったら気づかずに接近してしまっていたよ。


そっか、夜の公園はデートスポットなのか。
ひとりモンがたそがれる場所じゃあないのネ。


別に邪魔してあげてもよかったんですけどね、
ブランコなんかに乗っちゃったりして♪
まぁ、ああやってラブラブするのが
ふたりの1日の総括かもしれないし、
私自身、何も知らないくせにフラフラ〜と現われて
引っかきまわしていくっていうのはキライですので、
新参者は身を引きましょ。


今度はその公園のすぐ近くにある別の公園へ。
こはちっちゃいすべり台しかなくて、
公園というよりは、
空いたスペースにとりあえずすべり台置いてみました
って感じの場所なんですが。
さすがにここは無人だったので、
やっと居場所を見つけ、すべり台の階段に腰をかけました。
小心者なので、
ちょっとムリして入り口が見えるようにして、
MDも止めて不審者に備えます。
なんもなかったけどサ。



聞こえるのは、鈴虫の鳴き声。
そして、クラシック・・・(’’;
どっかでリッチなディナーでも楽しんでいるんでしょうか。


電車が来ない限り、けっこう静かなんですね。
鈴虫の音を聴いていると、
1年生のときのことを思い出します。


あれは人間関係論という講義の演習で
ちょいイナカの施設にお泊りしたときのこと。
夜な夜なカエルの鳴き声を聞いて感傷に浸っておりました。



そんなことを思い出しながら今思うのは、


カエルってなんで生きてるんだろう・・・



テレビ見たり、お喋りしたり、
おいしいもの食べたりできるわけでもなくてさ。
種の保存が目的みたいなのを聞いたことがあるけど、
自分が死んだ後のことなんて、
どーだっていいぢゃん、ぶっちゃけ
と思うわけで。
自分の面倒は自分でみれるだろうし。


なまじ楽しむなんて機能が備わってるが故に、
人間は楽しくないと
自分は不幸だとかなんで生きてるんだろうとか
考えてセンチメンタルに酔いしれるんですね。


人間って面白い生き物ですね。





そんなことを考えていて、
やたら蚊に刺されるんで、
コンビニで買ってきた紅茶もなくなったことですし、
意外と早めに帰宅。
妹さまはだいぶ前に帰ってきていたようで、
なんかすごく、ムダなことした気分です。



そういえばコンビニに行ったとき、
ふたつあるレジにそれぞれお客さんがいて、
右側のレジにはその後にひとりお客さんが並んでたんですよ。
だから私は左側に並んでたんですけど、
左側でお会計していたおじさんはおでんも頼んだみたいで、
けっこう時間かかってて。
それでも右側のお客さんよりも早く終わって。
さて私の番と前に出ようと思ったら。


右に並んでたお客さんがが突如ぬっと入ってきて、
お会計してるんですよ。
私、唖然。
なに?このオバサン・・・


確かに順番的にはオバサンの方が先に並んでたんですが。
だけど私、めっちゃ左レジに並んでて、
あなたは右レジに並んでたじゃないですかっ!!
ムカついたときは、
ずぇぇっっっったいっ、こんな風にはならないぞっ!!
と心に誓うと私はスッキリできます。


それでさ、かなり待ったんだからさ、
一言、「お待たせしました」とか
言ってくれたら報われただろうに。
店員さんてば、ピッとやって「105円になります」



はぁ・・・
こんなもんかねぇ世の中は。




しばらくこのコンビニを利用するのはやめようと決めた
秋の夕暮れでございました。