やって来る

サンタさんではない。
サンタさんはいない・・・
というかいないでほしいと思っております。


やって来たのは排水溝のおそうじ。




親は仕事ということで、
私が待ち受けることになりました。


いつ来るかわからないのでご飯も食べれず、
空腹のまんまただひたすら待つ待つ待つ・・・


やっとやって来て。
ドアの向こうにはヒゲのおじさん。
私の顔を見るなり
あれ?
お父さんかお母さんいない?




お父さんかお母さんって・・・
私、これでも保護者のいらない成人なんですけど。


子どもっぽいのかなぁ・・・




私がお受けしますわっと中に招き入れると、
レットカーペットよろしく
ブルーシートをくるくるっとひいてくれちゃって。


んがぁーんごぉーとそんな大きくもない音を立てて、
多分何かを吸っているんでしょうね。
吸引の音によく似ておったよ。






それにしても。
やっぱり他人が家にいるのって落ち着かない。
基本的に性悪説を採択している私にとっては、
知らない人はみんな敵。
その代わり仲いい人には絶大な信頼をおく
というより壮絶にとことん依存してしまいます。
そんな根岸さん。




おじさん方をそれとなく盗み見て監視しながら
何かおかしな動きをしようものなら
いつでも戦う準備は出来とります的姿勢で
無駄に力入れて生きてます。


もちろん何も起こるはずがなく、
名簿にサインしてハンコおしてさようなら。




よし。
任務終了。
肩の荷が下りて、ご飯を食べてお腹もいっぱい。




たったこれだけのことなんだけども、
とっても大変な1日でした。