色んな意味でダメっ子全開日記

寝坊しちゃったから
朝ご飯は学校で食べようと思っていたら
ままりんがお味噌汁をよそってくれて
申し訳ないから
じゃあお味噌汁だけ食べていこうと思ったら
ご飯もよそってくれて
申し訳ないからご飯も食べて
いつもよりちょっとだけ遅刻して学校へ


思いは言葉にしなきゃ伝わらない
めんどくさ


贅沢―――








今日はいよいよ心電図をとりました
みおちゃんのムネノコドウ大公開




きれいなもんです
あんましとんがってなくて
るんるん♪って感じがかわいい
・・・じゃなくて
完全なる正常波形には
わずかながら及びませんでしたが
まぁさしたる問題もなく
健康で何よりですが
実験台としてはおもしろくない・・・



女の子は胸の電極はなく
手足の電極だけで心電図をとります
小さかった頃
この洗濯バサミはなんなんだろう
血流止めてるのかな?
なんて思っていましたが
これも立派な電極
上のような心電図がとれるのです





ベッドに横になって
靴下を足首まで下ろして
ズボンのすそをめくって
いよいよだわ・・・
意外に病院でとるときのような
緊張はなかったのですが
どこを見たものか
ものすごく目は泳いでいたけれど
ものすごく力を抜いていたつもりなのに
波形が小刻みに震えているよ
細動?!(゜▽゜♪
そんなわけはなくて
筋肉がガンバっちゃってる様子が出ちゃって
それじゃダメなんだ
みんなとり直しに来ていて
本当に申し訳なくって
特にM本くんがとると激しいみたいで
不思議ですねぇ
いっそ寝てしまおうかと
途中からタオルを顔にかけていたのですが
何も見えないのも逆にいやで
結局1分くらいしかもたなくて
そわそわそわそわ
落ち着きがなくてすみませんでした
とるのはもちろん
とられることさえまともにできなくて
本当にごめんなさい



でもこれで任務終了
きっともう実験台になることはない・・・よね?





とってるときはそんなに緊張してなかったのに
心電図をとり終わってからが
なんだか胸の辺りが変な感じで
呼吸も苦しくなっちゃって
何回も何回も深呼吸をしていまして
隣にいた子に
波形の多さに対する
溜息に聞こえてなきゃいいのだけれど





今日は張り切って6人分もとったから
整理とカウントが大変だった
ひたすら波形の長さを測っては
平均とか秒数を出すために
使い慣れない高級電卓をたたく・・・
このイライラを明日に持ち越さないために
お昼休みを使って全部計算して
良くやったっ
今日はとにかくとるのもうまくできなくて
紙を大量消費してしまいました
これも慣れなのかな?
すぐ作業が雑になるの
悪い癖








午後は医学概論で
医学史やら医療ミスやらリハビリやら
いろいろビデオを見せられたりしています
今日はエコーをつくった人たちの
プロジェクトXを見ました
当時脳の検査をするのに
ものすごい痛い造影剤を注射して
レントゲンを撮ってたそうですが
その苦痛の割に何も発見できないことが多くて
手術をしたときにはもう手遅れだったそうな
脳腫瘍の若い患者の死をきっかけに
患者に苦痛を与えずに脳腫瘍を発見する
器械をつくれないかと考えた医師が
友人が船のヒビの有無を検査するのに
超音波を使っているのにヒントを得て
超音波を扱う会社をひたすらまわって
なんとか支援してくれる会社を見つけて
エコーの開発を始めるのですが
でも金属相手の超音波は
臓器には反応しなくて
いろいろ試行錯誤しながら
ついに第1号が完成するんですよ
ちなみにこの1号さんは画像じゃなくて
波形であらわされていました
しかし波形だけじゃそれが
何を示しているのかわからない
そこで研究者たちは
フルーツやら石ころやら腫瘍やらを
寒天で固めてそれぞれの波形をとって
腫瘍に特徴的な波形を発見するんです
それを患者に使ってみたところ
出た出た腫瘍的波形
んで開けてみれば本当に腫瘍がありまして
早期発見と手術により
患者は助かったのです
それもこれも超音波のおかげと
この医師は大学に開発費を出すように要求しますが
大学からの返事は


キミの主観っしょ


冷たい・・・
その頃開発費を出していた会社に経済的危機が訪れ
エコー開発も大ピンチ
それでも彼達は諦めなかった
誰が見ても腫瘍があると分かるためには
波形じゃなくて画像である必要がある
そこで今度はお天気レーダーにヒントを得て
体をぐるっと1周すれば画像が得られるはずと
でも超音波は空気を通らない
(それで今ではクリームをたっぷりぬっている)
体とぴったりくっつけたまま1周するのは至難の業
じゃあ水に浸けて空気をなくそうじゃないのと
先生自ら水の入った容器に頭を突っ込んで
ついに脳の断面図を映すことに成功
これなら全身映せるはずと
またまた先生自ら五右衛門風呂みたいな桶に
パンツ1枚で浸かって
ありとあらゆる臓器の撮影に成功
意気揚々教授様方に披露実演
開発費を要求すると


キミは病人を水に浸ける気かね


そんな日本に見切りをつけた先生は
休職願いを出して船医として
アメリカ行きの船に乗った
それは実は無料でアメリカへ行くためで
アメリカの学会で彼はエコーの画像を発表


超音波は世界中の人を救うでしょう


会場は拍手喝采
多くの人の支持を得て
超音波開発学会
・・・みたいな名前の学会を設立したそうな




確かこんな内容
もっとシンプルかつ濃ゆく
まとめられれば良かったんですけど
まぁ無理ですよそれは





いまやエコーは
痛みもなく
レントゲンのように放射線を浴びることもなく
体の中を知ることができて
その活躍は治療の場だけじゃなくて
パパママの卵さんにも幸せを与えてくれます
それもこれもみんな
彼達の努力と苦労あってこそ



横隔膜や〜♡
とか遊んでる場合じゃないです
またエコーに触る機会があったときには
ぜひとも彼達に感謝しようと
妙に感動しておりました








そんな感動の後は
めめたんと恋のお話
つっても自分達の話ではなく
現役18歳たちの恋のお話
女の子は余計なお世話が大すき
それぞれの知ってる情報を持ち寄って
つまりはこういうことかな?
ってのをまとめています
これがなかなかおもしろい
新しい情報求めて
クラスの飲み会があったら
今なら迷わず参加しまっせw





明日は午前も午後も小テスト
小テストがあると
定期テストの勉強がラクになるけれど
でもしんどいわ