文化祭週間 本番編

<文化祭2日目>


1日目は非番だったけれど
はまちんからビンゴしに開会式に行こうと誘われて
せっかくだからハンドくんでも見て
癒されてこようかななんて
行こうかなと思いつつ
できるだけ2年生を見たくなくて断念
ハンドくんにも勝る
2年生に対する怒りというか呆れというか・・・





しかしだ
最近文句ばかりの私
この間のことを反省し
どんなひどいことになっても
今日は文句を言わずにいよう
怒らずにいよう


そう決めた日





公園でめめたんと待ち合わせて学校入り
もう来ていた友達に挨拶をして
屋台のポテトをひとつ恵んでもらって
めめたんとふたり
出席印をもらいに教務室へ行けば
解剖見学はやっぱり行くらしく
上履き持って来いとかGパンだめとか
レポートも出さなきゃいけないし
めんどくさ・・・


臓器はたっぷり見たし
解剖のビデオも見たし
オペも見たし
あんまり面倒臭いようなら
別に見なくてもいいや
なんて思うのですが;
それに他の学校と合同的な雰囲気アリ
一体何人集まるの?
それで充分に見られるの?
遠巻きにしか見られないようなら
別に見(略



決意はもろくも崩れ去り
めめたんとふたりでグチグチと
しかも文化祭じゃなくて解剖で
これは盲点だった・・・





そんな始まり方だったけれどその後は
屋台をまわりつつスタンプラリーに興じ
50円でつめ放題の駄菓子を買い込んだり
昔の文化祭の思い出を語り合いながら
買ったものを食べたり
けっこう楽しく過ごせました
要は先輩と関わらなきゃいいわけです



お腹がいっぱいになって
学術チームへお邪魔虫
スタンプを押しつつ
検査もやってもらおうと思って
でも最後のスタンプを
押してもらえる時間が来たので
血糖だけ測ってとりあえず中断
スタンプついでにプロの芸を見ていたものの
トイレに行きたくなって途中で抜けると
ドアの外にはお友達
輪投の景品がMP3だとか
射的の景品が目玉のおやじだとか
入り口に立つ着ぐるみの中身はM田くんか否かとか
おしゃべりしながら屋台へ戻り
・・・おトイレ行くの忘れちゃったね





そして午後は当番に入ったのですが
やっぱりやることがない
もったいないから検査の続きをば


採血してもらって
それを遠心するのに時間がかかるとかで
Uちゃんに縄跳しようと誘われて
ちょっとだけ縄跳して戻ってくれば
こんどはカナコに誘われて縄跳へ
屋台の同級生が“働けよ”という顔をしていても
「当番だから」とは言えなくて
再び戻って来たときにはみんなの冷たい視線・・・
この間検査の方も放置していたわけで
本当に
自分の八方美人さとか要領の悪さとか
いやになります
こんなんじゃ働けない
ダブルブッキングどころじゃ済みません
それは今すぐどうにかできるものじゃないけれど
せめて後片づけだけはいっぱい働こうと決めて





とりあえず持ち場の売り物が完売して
することもなくぼーっとしていたら
先生が期末の成績を見せてくれるというので
お金番を同級生に任せて教務室へGo♪
成績の書かれた紙を渡されるだけかと思いきや
なんと個別面談つき
1番最後に私の番が来て見てみると
お、あがっとるがな平均点
先生も“特に言うことはない”って
そりゃそうよね
私に興味ないんだものね
ってついいじけたくなっちゃう
先生の態度が
お気に入りの子とそうでない子で
あまりにも違うから





戻ってもやっぱりお仕事皆無なので
検査再開
血糖値は食後にしてもちょいと高めで
肺活量は100%を切って
骨密度は87%しかなくて
血液検査は当たりも障りもない結果で
やっぱり運動しなきゃなぁって思って
縄跳もらえば良かったかな?
やるとこないけど;





邪魔なものをしまいにロッカーへ行くと
M田くん発見!!
ちょっと待て!まだ脱ぐな!と
脱ぎかけていた着ぐるみを再び着せ
記念撮影v
いやだなんて言えなかっただろうけど
黙って撮られてくれてありがとう
やっぱりイベント会場にいたあのパンダは
あなただったのね
呼んでみたけどシカトだったね・・・
これで満足
もう帰ってもいいけれど
そうもいかないお片づけ



でも
屋台に戻ってみると
もう何も作っていないのに
打ち上げ用のフライを揚げるとかで
何も片づけることができず
でも先生から
片づけられるところから片づけよとの命令が出て
とりあえず風船とポスターををはずして
それくらいしか片づけられるものがなくて
みんなで風船のヘリウムを吸って
ボイスチェンジして大はしゃぎ
気がつけば片づけが始まっていて
なんだかなぁ・・・
そして片づけようにも
やっぱり何をしていいのやら
先輩からはなんの指示も出ない



ところがだ
突如先輩が
2年生にばっかり片づけやらせないでよ





だぁかぁらぁ


何したらいいか分からないんだってばさ
早く早くと背中を押す先輩(男)
せめて軍手は外してくれっ!!



別の先輩にも片づけを命じられ
でも言われたのは“片づけろ”ただそれだけで
どこに持っていけばいいのかと尋ねれば
上に持って行けばいいと怒られ
どこの上だよ?と返したいのをグッと堪えて
あぁそーかいともうこっちもやけくそ
そこら辺にあるものを持てるだけ持って
上へ行こうとすると
さっきの先輩がまた背中を押してくる
それもご丁寧に全員の背中を押してゆく
だから軍手で触るなっちゅーの
・・・じゃないよ
訴えるぞコラ
ちゃんと目的地に向かって進んでるのに
後押しする意味が分からない



まぁそうして上へ行くと
とっても優しい先輩がいて
洗い終わった食器を拭いて
新聞紙で包めとな
やっと・・・
やっとまともな仕事を与えてもらった
嬉しくってるんるん気分で食器を巻き巻き



私は引越し屋さんでも
デパートのサービスカウンターでも
働けないことが明らかとなりましたとさ
どうしたらここまで不器用になれるのかね;





無事片づけも終わって
適当に閉会式に出て文化祭もおしまい



文句は言わないはずが
けっきょくは思いっきり言ってしまいましたが
とにかくこれで
ほとんどが悪夢のようだった文化祭が終わった
もう2年生と関わることはないと思うけど
・・・そう願いたいもんです








文化祭が終われば飲み会
学校の打ち上げなんて行くわけない
片付けの間邪魔だったから
腰につけておいた風船そのまま
客引きのお兄さんに誘われて
値切って入った飲み屋さん
お酒の種類はあんまりないし
食べ物もあまり魅力を感じるものがないし
しかも超高いし
Uちゃんとのメールがなかなか終わらなかったり
故あって2年生への愚痴も言えなくて
そういうくあまりつろげない状況もあってか
お酒はかなり濃かったはずなのに
ぜんぜん酔わなかった
いつもそんなに酔わないけれど
いつも立ち上がったときに来る
来た来た来たー
みたいなぐおーって感じがない
顔は赤くなってたみたいですがね



始まったのが早かったから
2時間飲んでもまだ7時
わかなちゃんはフラフラだし
酔い醒ましにカラオケへGo〜♪
・・・のはずが
いっそオールだいぇ〜い☆
こっそりお茶やお酒を買い込んで
カラオケ屋さんへ
呼び込みの人に連れて行ってもらうと
安くなっていいね
しかもドリンク飲み放題ですってorz



イムリミットは朝の5時
9時間近くありまっせ
初めのうちはみんな気合入れて歌ってて
小心者の私とはまちんは聞き役
みんなして駄菓子屋さんで買った
ゲルみたいなのをストローにつけて
作る風船を膨らませたり
紙風船でバレーボールしたり
野球ボールでキャッチボールしたり
昔懐かし大はしゃぎ
もちろんいろんな不満も飛び出して
昔より人の悪口言うようになったなぁって思うけれど
言ってそれですっきりして
後引きずらないように心がけているから
(できているかは別として)
まぁいいさ
でもこの学校の学生の採血に関する管理は
本当に適当すぎるよ
講義では習ったとはいえ
実技は一切やっていない学生に
合意さえあればやっていいなんて
監督者もいないのにやっていいなんて
そんなのいいはずないんだ
だから消毒もしないまま針刺そうとしたり
駆血帯はずさないまま針抜こうとしたり
止血に時間がかかったり
夜になってもまだ刺入部が
痛んだりするんじゃないの?
やっぱり世の中ってのは
問題が起こってからじゃないと変わらなくて
誰かが犠牲になるしかないのかな、なんて



そう思うなら断りゃいいわけですが
付き合い上それがなかなか難しく・・・


夜は話が盛り上がるねぇ





私は風船の失敗作を丸めて
コネコネする遊びに夢中になりまして
最終的には失敗作を集めるなんて
まどろっこしいことはせず
チューブからゲルを直接出してコネコネ
努力実ってスーパーボールみたいに
なめらかな球体をつくることができましたが
持って帰ってもしょうがないので
そのまま放置
けっこう弾力性があるというか
硬さがあるゲルをずっとコネコネしていたので
指が痛い
特に血糖を測った場所が痛い





5時が来て外は真っ暗
冬の訪れを予感してみたり
(まだぜんぜん寒くもないけれど)
こんなに暗くても
街は動き始める気配を見せていて
う〜ん詩が書けそう





電車の中ではめめたんと卒業旅行のお話
やっぱり外国がいいね
短期間で行くにはやっぱり南の島かな
そこまでたどりつければいいね
まだまだ越える壁はたくさん