テストが終わって


1年生もこれで終わりです
後期の成績も大方出揃って
高校卒業以来初めて
再試なしという快挙を成し遂げました
満足いく点数ではありませんでしたが
念願の病理学クラストップも獲得しました
90点台は私と彼女のふたりだけです
これだけの結果を出せてほっとはしましたが
でも心は晴れません
結果の表をこっそりコピーしてじっくり見てましたが
ハンドくんの成績が芳しくないですね
今のところ再試が8コ
もっととってる人もいるし
私が昔1年生だったときは11コでしたからね
まぁ私の場合はいっぺんにやったわけじゃないので
比較対象にはなりませんけども
ハンドくんがそれを越えられるのか
勝手にヤキモキしているのです
そもそも出席が足りない科目だってあるはずで
受験資格とかどうなってるんだろうとか
アバウトな体制がありがたいのか怖いのか…


愛の力はすごいですわ
これが別の人なら
皆勤街道断然目下爆走中の真面目虫根岸さんは
学校来ないし授業聞いてないし
きっとテストが近くなってもあんまり勉強してないんでしょ?
そんなの自分の蒔いた種、自業自得じゃん
そう思うだろうに・・・
そんなこと微塵も感じませんね
なんとかならないもんかと考えを巡らせる毎日です
もしかしたら本人よりも考えてるかも知れませんね
ハンドくんはテストのあと先生と話したみたいですが
もしダメならもうやらない―――
あのときのことが頭を過ぎります
私はただ気づかれないように
心配してますオーラを出すしかできなくて
もし私が思ってることのほんのちょっとでも伝えたら
どんな反応を見せてくれるでしょう
そんなこと絶対しないですけれど
私が看護師になることもその先も
すべて諦めることにしたとき
それでもみんなは看護の勉強を続けていくように
しどうしたって私はハンドくんにとって
向こう岸にいる人間なのです


今日が終わって今年度顔を合わせる機会があるのはあと1回
しかも来るのかどうか確実に会えるという保証もないんだ
あの人の場合・・・



そんな私の心なんてみんな知るよしもなく
放課後は飲み会です
本当はクラス主催の方に参加しようかという話だったのですが
テストなんかでバタバタしてて
行くの行かないのってグズグズしていたら
いつの間にか不参加ということになってしまいましたので
前回と同じメンバーでの飲み会
クラスの人達のオフな姿に少し興味があったりなかったり
先生も来るので
接待もしといた方がいいかなとか計算してたりしてなかったり
そういう事情で参加してもいいかなと言っていただけで
なにせこの心もやもや模様
アルコール欲求もみんなでわいわいしたい欲求も特になく
クラスの方に行かないなら
帰って寝るなりかっさくんと遊ぶなりする方が
いいなとか思ったり思わなかったり
お出かけの時間が来るまでみんなから離れて
眠ってみたり
ロッカー片づけてみたり
成績表眺めてみたり
気持ちはどんどん沈んでゆくだけ…
どうして人生には壁があって
つらいことがあって
選ばなきゃいけないことがあって
思ったように行かなくて
静かに流れていかないんだろう云々
ため息でちゃいます
お酒もいつものペースでどんどん飲んじゃいます
水分でお腹が膨れてもひたすら飲み続けました
おつまみは、いも
ひたすら、いも



お酒を飲みながら
みんながカラオケを楽しんでいるのを聞いていて
今回はやっぱりそんなにテンション上がらなかったものの
ハンドくんのことなんてすっかり忘れている自分がいて
どんなに気にかけてたって所詮そんなモンで
流れでクラスの方の飲み会に乱入することになり
倒れている人あり出来上がっている人あり
隣にいても大声で喋らないと聞こえないような
大盛り上がりの会場は
食べ物が適当に食い散らかされ
中途半端にお酒の残ったグラスが並び
へし折られたタバコが転がり
いつもは“根岸”としか呼ばない先生が
“み〜おちゃん”とか言っちゃうし
もうやりたい放題
自由人が集まる我らの飲み会より自由だったようで―――


そんな雰囲気に身を任せて飲み直し
カルアミルクを一気飲みし
さらにカナコの飲みかけも奪い取り
レモンサワーはレモンの実というよりもむしろ
どっちかっつーと皮の味がすると文句をつけ
転がってたタバコを剥いて中身をばらしてみたり
それを灰皿に乗っけて
ついでに割り箸の袋も破って乗っけて
火をつけて遊んでみたり・・・
かるくやけくそ


酔ってる故ということになってたみたいですが
思いっきりしらふですよ
安全のこともちゃんと考えてます
危険なことをする分、小心者は安全第一でやってます
というよりは危険じゃないと分かっているからやるというか
本当に危なかったら小心者には手は出せません


火が燃えてるのを見るのってけっこうすきです
小学生の頃から公園の雑草を燃やそうとして
怒られたりしてましたけど
でもワイルドなのじゃなくて
ちまちま燃えているのがすきなので
放火に走ったりすることは心配していません
近所で放火があってもそれは私じゃありません


最後は
はじめは割り箸を折ってくべてくれたり
燃えるための3要素で考えろとアドバイスをくれたり
ノリノリだっためめたん
氷をかけられてあっけなく鎮火させられましたが
親指をかるくやけどしたりもしましたが
普段は絶対話しかけてくれない人が
話しかけてくれたりしたんで良かったです
火遊び万歳☆
シメはもう1回カルアミルク一気飲み


クラスの飲み会って結局は仲良い人同士でかたまっちゃって
あんまり意味がないと思っていたのですが
けっこう面白いかもしれないと思いました(感想文)


たっくさんカクテルを飲んで
はまちんが飲んでた日本酒もちょっともらって
無理矢理飲んだおかげで
今回はちょっと酔えました
身体的に
ちょっと頭を動かすと
そのままそっちに引っ張られていくような
遠心力がかかっているようなグラグラ感
う〜んこれこれ♡



帰りはめめたんと電車の中で
前期が終わったときのアンケートでは
不満をいっぱい書いてしまったけれど
あんなに寂しそうな先生を見ると
担任はずすまではしなくても良かったんじゃないかなぁ
とか今さらなことを言ってみたりしました
いろんな思いがいろんな方向を向いたまま
ひとつの区切りがつけられた感じです





話は変わって
妹さまが続々と大学合格を勝ち取っています
しかもチョー頭イーところばかりで
彼女は本当に失敗を知らない子で
私とは正反対です
もちろん本人の努力の結果なんでしょうけど
精一杯必死でやってたつもりが潰れた私
進級危うくなるほど自由にやっていながら
ちゃんと取るとこは取っていく妹さま
進級危うくなっても自由にやっていて
こぼれそうなハンドくん
生き方は人それぞれで
心は風船と同じで
抜けるところは手を抜いていかないと
いつか破裂してしまうなんて思いながらも
それができない私がいるように
真面目にやることがバカみたいだとは思いたくないけど
つっても私だって学校休んでないだけで
真面目に勉強してるかというとそうでもないし
最早何を言いたかったのか分からなくなってきていますがね
なんかこう・・・
荷物を運びに行こうとしたら周りから
これもよろしく、こっちもよろしくって
私が持ってるダンボールか何かの上に
次々にさらなる荷物を載せてってくれる感じ?
よく分かんないか;
でもきっともっと正確に言うなら
荷物を運びに行こうとして
これも持ってこ、あれも持ってこって
私が自分で載っけてってるんですよね
起こる出来事を逐一ため息の材料にしているのは
他ならぬこの私
これが私の生き方なんですね、きっと
おつまみもそこそこにひたすら飲みまくってたのは
積み上げられた荷物を全部投げ出せることを
期待していたからかもしれなくて
キケン・・・





最後に他愛もない話をひとつ
最近韓国の通販サイトを見ていて
とっても安くてとってもかわいいお洋服を見つけました
そして学校でそれと同じような格好をしている子を見て
あまりに女の子っぽさ満開で
私には似合わないだろうと思いました
私はスニーカーとTシャツ命の女です
やっぱり実物を見ないで買うというのは危ないですね
まぁ今のところそのサイトに
日本にも届けてあげるよ♪
的な文面を見つけられていないので無問題です
でも1000円しないパーカーを見つけて
これは欲しい!!


女の子ってストレスかかると
買い物したくなるんですかね
お金ないのに
バイト探そう
一応