初洗礼?


エコーは見ているだけだと
安心しきっていた愚かなみおちゃん


今日は例の先輩も腹部エコー室にいて
初めはもうひとりの技師さんにくっついて
例の先輩のところへは
行かないようにしていたのですが
あるとき
例の先輩だけがエコーをやってる状態になって
これで見に行かないのは
明らかに不自然だろうと思って
そっと入ってそっと見ていたんですが
突然振り返って画面を指さして


これは何?と


質問されることはないと
安心しきっていたからではなく
勉強不足に原因があるんだろうけれど
まったく分からなくて
むしろ指してる場所何もないんじゃないかと
若干管っぽいものがあるような気も
しないではないけれど・・・


分からないです


それが私の結論
すると


先輩:今日何日目?


私:3日目です


先輩:今まで何見てたのかあとで教えて



うわ・・・怖い・・・
怒られるのかなとか
何を言われるんだろうとか
先輩のエコー見に行っちゃった後悔とか
いろんなことが頭の中で大暴走してぐっちゃぐちゃ


だって患者さんいるところじゃ質問しにくいし
終われば技師さん結果報告書き始めて
それが終わったらまた患者さん呼んでの繰り返しで
質問するタイミングなんてないんだもん
質問っていっても
これは肝臓か?とか
あれは胆嚢か?とか
そんなだから聞き出したらキリがないし
口だけで聞きたいことを表現できる自信もないし云々
言い訳が駆け巡る


そのあとはもう
怖くて先輩のところには入れなくて
分かりやすい性格


午前中は患者さんが途切れなくて
何も聞かれることなく終わりまして
エコー室を出るときに散々悩んだ揚句
行ってきますって恐る恐る声かけたら
行ってらっしゃいって返してもらえて
無視されることも覚悟していたので
ちょっとほっとしました


でも休憩室でお昼を食べているところへ
先輩がやって来て
私の90度隣に座ったときには
どうしようかと思ったけど
ほとんど食べ終わっていたのでさっさと退散


その後は早めに検査室に戻って
エコーの写真とにらめっこです
動画が早すぎて訳分からないなら
まずは静止画から攻めてみようという作戦です


午後の実習はプリントを持ち込んで
画面と技師さんの手元とトライアングルにらめっこ
これくらい真剣に見てると
全然眠くならないし
そこそこ分かるような気がする


ちゃんとやってるつもりでいて
結構適当だったんだな
分かるところだけ分かって
分からないところはそのままじゃ
なんの進歩もない
ちょっとだけ意識改革できた日



技師長さんが
去年の学生は残って自分達でやってたよ遅くまで
とおっしゃいましたので
明日はカナコの体の中を覗いてみようと思います


やってもらうということは
いずれやってあげる日が来るということで
お腹だけだけど憂鬱な感じ



先輩には受付けの仕方を教えてもらったり
準備をやらせてもらったり


言い方とかちょっと怖いけど
そういう人の方がいろいろ教えてもらえる気がする
心電図のときもそうだったし
怖いと感じない人は
特に何も言ってこないから怖くないのかもしれない
と思ってみたりしました


質問される→答えられない
→バカだなって思われただろうな→怖い


こんな脳内変換が起こっているのかも
もちろん物腰やわらかに
いろいろ教えてくれる技師さんもいますけど





帰りはカナコとマックで勉強しました
日誌もたまってたし
ひどいマックでした
長居はしたくない感じ
次からはファミレスにしようねって
そんな勉強会でした