大失態


心電図をとるとき
不整脈がある人では長めに記録しておくんですね

昨日いろんなパターンの波形が出てくる患者さんがいて
長く記録していたんですけれども
長くとはいってもいつまでもとっていてもキリがないので
ほどよいところで止めたわけです

今日その心電図を技師さんにみてもらって
ひとつひとつの波形について
正常かどうかと
どこが起源かの確認をしていたんですが
最後の2波形がなんとPVCの連発で
これが3連発だと
心停止の可能性も出てくる大変な事態なんですけれども


そういえば昨日とっているときに
なんだか分からないながらも何かが連発しているのに
勝手に手がストップボタンを押してしまって
「あっ」て思ったのは思ったんですよね
でもとにかくいろんな波形が出ていたから
そのひとつだろうと思って
あんまり気にしなかったんですよね
患者さんに何事もなくて
それだけは本当に良かったと思うわけですが


繰り返しになってしまいますが
いろんな波形が出ていたから
まぁこんなもんだろうと
適当なところでストップしてしまって
長く記録する意味を考え直さなくてはいけないですね
長く記録しておくこと自体が目的なわけではないですし
波形そのものより
基線が揺れていないかとかに
気を取られているのも問題かもしれない


あとは
頭では
何か連発しているから
それが落ち着くまでとっておかなきゃと思うのに
手は
だいぶ記録したしもういいかなっていう方の指令で
動いていたんだと思うんですね


ぱっと切り替えができないというか
臨機応変が利かないというか
鈍いというか
今回のことで
これからは気をつけられるようになると思うのですが
とっているときは
ストップボタンから手を離していればいいのかな





そして夜は新歓なのです
芸はしなくていいそうですが
挨拶はしなくちゃいけないそうで
憂鬱ですね
今更必要あるのかとも思うわけですけれども
うちら新人は
もうほぼ全員の技師さんを覚えていますが
技師さんの方はそうでもないわけで
自分の所属のところの新人以外は
あんまり関わりないですし



明日も仕事があるのにお酒を飲むなんて
社会人の行動が理解できないみおちゃんは
1杯の予定を2杯にセーブしつつ
本当は先輩技師さん達に
挨拶して回らなきゃいけないんでしょうけれども
そんな芸当できるわけもなく
みんなが席を移動し始めて
ぽつんってなっても気にしない
ひたすら食に走る走る走る
もういいんだ
こんな感じで
私らしいもの



10時にお開きになって
明日も早いし帰ろうとしたら
二次会に強制連行
終電を逃すかもしれないヒヤヒヤ感と
隣り合わせの二次会でしたが
思いがけず
先輩技師さんが帰ると言い出したので
それに便乗し
無事帰ることができました
終電で


今まではけっこう遅くまで電車があって
日付が変わってからでも帰れたんですが
これからはそうでもなくなったので気をつけなくては


高校生からの9年間の感覚でいると
取り返しのつかない悲劇的な事態を
引き起こしてしまうかもしれませんわ


二次会は
たぶん8人席のところに
倍の16人くらいが集まってすごかった
隣の人が近いのなんのって
テーブルに入れなくて
隅っこで
お酒とおつまみを床に置いて
タバコをふかしていた人もいたくらい
ちょっとかっこよかったさ


いったい何時くらいまでやるつもりなのかしら
ねえさん、社会人はタフでした


明日寝坊しそう