なにもおもいつかない


タイトルが



今日はライブへ行きました。
19:00からだったので大丈夫だと思ったのですが、
東京は思っている以上に遠かったようです。


遅刻


壁は意外なところにあったのです。



午後に脳波が2件あって、
とにかく早く終わらせるべく、
お昼休み返上して前倒しでやったのに
次の患者さんが遅刻して。
でもせっせとせかせかやって
余裕をもって終わらせられまして。


ところがだ


5時まであと1分くらいのところで先輩が
ちょっと病棟行ってきま〜すって。
先輩をおいて帰るわけにもいかず、
5時を少し過ぎて検査室を出て。
若干体調不良な先輩の希望により
バスを待つこと20分。
歩いた方が早かった
なんて言えるわけもなく


もう、間に合わないだろうな
なんて


山手線に乗った頃には、
悲しくなるから時計を見るのもやめました。


そしてやっとこさ駅に着いた19:10
前にも行ったことがあるところだったから
大丈夫だと思ったのですが、
心の焦りなのか、
曲がるのが早過ぎて


THE 迷子


迷ったときは、
おとなしく分かる道まで引き返すのが
ベストだと思うのです。


新一くんも言っていました。



そのまま無理矢理動かして何もかもダメにするか、
一度リセットして正常に戻し、
頑張って遅れた分を取り戻すかはその人次第


あんたは怖かっただけだよ


リセットするのがな





あれ決めゼリフだったのかな?
新一くんとコナンくんとダブルで言ってたもんなぁ。


THE 脱線


そしてリセットするのが怖かった私は、
どんどん知らぬ道に迷い込み。。。


ついに駅に戻ったのですが、
リセットも遅すぎたらあんまり意味がありません。


マルイの左側を歩いていたはずなのに、
マルイの左側に出た私。
いつの間に曲がっていたんだか。


汗だくだし、
なんだかもうどうでもいいような気持ちになってきて、
次のときのために
とりあえず会場の場所だけ
しっかり確認しておこうと思って向かった私。


落ち着いていると、
曲がる角もちゃんと分かる。


THE 急いては事をし損じる



しかし強がりなんてすぐに飛んでゆき。。。


ちょうど会場に入る人がいたので
後ろにくっついていきましたの。
ひとりじゃ何もできないけれど、
誰かと一緒にいればなんでもできる


THE 日本人


前を歩いていた人達は関係者席へ向かった。
お母さんかな


違うか





中はすごい人。
やっぱりすごいバンドなんだなぁとしみじみと。
曲と曲の間は歓声が鳴り止まず、
アンコールが揃うのも早い。
前にみたバンドの盛り上がりとは全然違う。
比べるものではないだろうけれど。
芸能人のライブだったさ。
これだけ人を集められるのに、
なんで未だに対バンでやってるんだろうって不思議なくらい。
全部ワンマンでも十分やっていけそうなのに。


1週間前に行った小さいライブハウスの印象が強いからか、
こんなに広い会場だと、広いというよりも遠いと感じます。
メンバーさん達は、
つながってるからとか
そばにいるからとか言うけれど、
ライブに行くたび、
物理的にどんなに近くにいたとしても、
決して手が届かない存在であることを
改めて実感してしまうセンチメンタルみおちゃん。


何を求めているんだか、自分でもよく分からない。


ずっと棒立ちだったし、
不完全燃焼なんだなきっと。
心の中が一酸化炭素でいっぱい。



照明には感動しました。
レーザーみたいなやつがすごかった。
でもたしかこうやって光が届くのって
空気が汚い証拠なんだよね、
なんて


遅刻したおかげで物販は何も買えず、
図らずも出費を抑えられたと
ほくそ笑んだのも束の間。
本屋さんをはしごして雑誌を買ってしまったさ。
それで帰りが遅くなってコナンくんも観れず仕舞い。


ぐだぐだ


この心のもやもやを表現する言葉が見つからなくて
さらにもやもや。


いいの。


生の彼達を見られただけでも価値はあったさ。
カッコよかったもんなぁ。


たぶんこれから先あんまり行かないだろうけど。





いつも思うけれど、
私の書く文章って、
1番伝えたい部分に至るまでの
経過の説明が長い気がします。
もうちょっと違う趣の文章をつくってみたいもんです。


いつの頃からか、
表現することに対してとても無欲になりました。


意欲の低下とともに
表現力も低下しているのが分かります。


こうやって脳の細胞は死んでいくんだ。





とりあえず。
ライブへ行くときは、
午後だけでも休まなきゃダメってこと。
どんな小さな期待もしてはいけない。


身をもって知った


ある意味忘れられないライブになりました。