終わりは始まり


秋到来か?


なんて涼しいんだ!



さわやかなのは気候だけ。
昨日は銀行に行こうとして、
雨が降っていたのでやめました。
カメハメハ大王の子どもなら、
風が吹いても遅刻できるのに。



お家でのんびり過ごした後の今日。
本当の地獄、ここにあり。
朝からみんなしてヒソヒソと。
もっと厳しい処方も必要かもね


聞こえてんだよ


あぁ厳しくなるんだ



実際言い渡された内容は苛酷で。
そんな話を聞いていて、
私の頭に浮かんだのは、
退職の文字。


がんばろうとか、
気を引き締めていこうとか、
まったく浮かばなかった。


今からでも今年いっぱいで辞められないかな、とか、
今年いっぱいでひとり辞めるから
一度にふたりは無理かな、とか、
まさかさっそくライブ三昧☆とか
またそれか


できるだけ苦しまないうちに消えていきたいな。



思うに、
辞めるっていうのは、
勤め人の唯一の武器ではないかと。
代わりに入る人が経験者でなければ、
ゼロに戻るわけで。
心電図だけでも習得するのに最低3ヶ月かかるし。
ひとりいなくなるだけで、シフトを組むのも大変よ。
まぁこっちも収入がゼロになるんだけど。


しかしなんて悪魔的魂胆。
採用してもらった恩なんてどこへやら、
今はもう
この病院のためになんでこんなに
我慢しなきゃいけないんだって、
憎い気持ちしかないみたい。


みんなして、
私がいるところで私に聞こえないように
ヒソヒソ話しているのがすごく感じ悪い。
私がいないところでもいろいろ言ってるんだろうなって思うと、
それも不愉快だけど。


私のことが、私のいないところで勝手に話され、
勝手に決められてゆく。


でも、最終的な決定権は私にある。


退職は、たったひとつの最後の切り札
“諦める勇気”は私の美学。
できないものはできないの。
みんなにできても私にはできないこともあって。
それならそれで仕方がない。


うん少し吹っ切れた気がする。


なるようになれ。


いやになったら辞めてやれ。


どうにでもなれ。



次は健診センターで働きたい。
閉鎖的な世界だから、
どこへ行っても人間関係はドロドロしていそうだけど。



帰り道
朝ほどじゃないけれど涼しかったから、
大すきな音楽を、
いつもよりボリュームを上げて聴きながら、
いつもよりのんびり歩いて帰りました。


誰にも邪魔されない、
私だけの世界...のはずだったんですが。
ちょうど薬剤師さんと一緒になってしまって。
歩く速度もおんなじくらいで。
気が抜けなかった。
こんな時間に帰るのがかぶるなんて。
なんだってこううまくいかないんだわね。